PROJECT STORYグループ2社による経営者向けセミナー

PROLOGUE

医療・介護・福祉業界に特化したCBグループだからできることがある。
M&A支援を行うCBパートナーズとCBコンサルティングの2社は、互いの知見を持ち寄りながらM&Aを検討する経営者に向けたセミナーを合同にて実施。
グループシナジーを生かしたプロジェクトはどのように生まれたのか。同期入社である2人の話から探ります。

青木祐二

株式会社CBパートナーズ

小林大介

株式会社CBコンサルティング
(2018年10月よりCBナレッジへ異動)

MISSION

異なる強みをいかに掛け合わせるかが成功のカギに。

CBパートナーズはこれまで培った業界ネットワークを通じて、経営者、代表者、株主の方々に対してM&Aの支援を行っています。企業・事業を「売りたい/買いたい」方々からご相談を頂き、いかにアドバイザーがつないでいくかが重要な仕事ですが、ターゲットになる方が非常に限られているため、M&Aのセミナーを行おうにも人を集めるのは簡単ではありません。そもそもM&A自体に敵対的なイメージを持っており、心理的な障壁を感じている方もいらっしゃいますが、経営に限界を感じている方々の選択肢の一つになりたいというのが私たちの想いです。そこで、日々付き合いのあるコンサルタントを介してセミナーに参加していただきたいと考え、CBコンサルティングとの連携が持ち上がりました。

CBコンサルティングでは日々、医療機関を訪問して採用や宣伝から経営者の方の相談に乗らせていただいています。CBコンサルティングの理念は「あなた以上に、あなたの想いを実現する」というものですが、業界が変革期にある中で、経営者の想いを聞き、将来の不安に向き合うのが私たちの役割です。診療報酬の改定などにより、これからの事業戦略に悩まれる方が大勢いらっしゃる中、CBパートナーズと連携して経営者向けのセミナーを行うのは、今まで以上に経営者の方々の想いを実現するという点でも意義があるものでした。

TURNING POINT

異なる強みをいかに掛け合わせるかが成功のカギに。

まずプロジェクトはCBパートナーズのターゲットやニーズをCBコンサルティングにヒアリングしてもらうところから着手しました。私たちは既にご相談を頂いているような、M&Aのニーズが顕在化した方に対しての支援は得意ですが、顕在化する前の漠然とした経営課題を抱えている段階のニーズを拾っていく動きはCBコンサルティングの方が得意とするところでした。また、CBコンサルティングはお客さまの幅広いニーズに応えていますが、その中からM&Aのニーズだけを抽出してもらえるように意識をすり合わせるのは苦労しましたが、一方で自分たちが思ってもみなかったニーズを拾ってきてもらえることもあり、自分たちの視野を広げる必要性も実感しました。

私たちはCBパートナーズほど会社経営の専門的なノウハウを持っているわけではありませんが、現場の経営者の方々が考えていることはわかりますし、ニュース媒体があるためセミナーで講師を担える方々のネットワークを持っています。CBパートナーズの強みが「専門性」だとすれば、CBコンサルティングの強みの一つは「ネットワーク」です。経営者向けセミナーを実現させるには、「専門性×ネットワーク」というコラボレーションが大きな意味を持ちました。

ACHIVEMENT

自分たちの価値を見つめ直すきっかけにもなった。

私たちが実施したセミナーは、決して売却を促すだけの内容ではありません。参加した方々からは非常に参考になったという声をもらい、M&Aを一つの有力な選択肢としてとらえていただくことができました。プロジェクトにおいては2社ともお互いに学び合えるものが多く、リソースを持ち寄れば互いに成長できるということを確信できたため、今後も協力体制は維持していきたいと考えています。また、CBコンサルティングから経営者の方を紹介してもらっても、そこで私たちがしっかりと価値を発揮できなかったら意味がありません。しっかりと自分たちの仕事を果たさねばならないと、改めて責任も感じました。

私たちCBコンサルティング側でも同じことが言えます。プロジェクトを通じて自分たちの価値の根源を見つめ直す必要を感じるようになりました。単なる「ネットワーク」であれば、他社に模倣され、強みとして陳腐化する恐れがあります。経営者と深くつながり、「私たちだから、想いを打ち明けていただける」という関係性を今まで以上に強くしていかないといけません。同じグループとはいえ、馴れ合いでは価値が生み出せない。CBグループのあり方について考えさせられる経験になりました。