PROJECT STORYCBメディカル設立プロジェクト

PROLOGUE

医療法人の経営再生を支援するため、2018年5月に設立されたCBメディカル。
創業時から医業・介護業界に特化してきたCBグループの知見を生かしながら、新しい領域へと挑戦した同社は、どのような紆余曲折のもとに生まれることになったのか。
CBメディカルに立ち上げから関わる福山が語ります。

福山拓也

株式会社CBメディカル

MISSION

医療法人の経営ノウハウを学ぶため、自ら外部企業に出向。

私は2012年に岡山出張所の立ち上げと所長を任され、その後、売上を拡大させて支社長に就任。その後は中国・四国のグループ長に昇格し、その1年後には西日本の統括を任されました。このようにステップアップを続けてきたのですが、その一方で、私個人の力は見合ったものとして成長しているのだろうかと疑問を抱くようになりました。

その頃、CBメディカル設立につながる話が社内で立ち上がってきました。CBグループは医療従事者の人材採用に携わる中で、採用が医療法人の経営に深く関わっているケースにも多々直面してきたのですが、それまで経営に直接的にはタッチできていなかったため、医療法人の経営支援を行う新会社の設立が検討されたのです。

そこで私は事業に必要なノウハウを習得するため、自ら志願して医療法人の再生支援を行う外部の企業に出向を決意。私は悪戦苦闘しながらも、少しずつ評価をいただいていたので、そこから外れることに葛藤もありましたが、まだ30代前半の私が自分のポジションに落ち着いているのは格好悪いのではないか、現状うまくいっているように見える人間があえて挑戦するのは会社内にも良い影響を与えるのではないかと考えました。当時の上司の営業本部長も、最初こそ驚きはしたものの、私の思いを知ると快く送り出してくれました。

TURNING POINT

地域のための病院を一つでも多く再生させたい。

私が外部企業に出向していた頃は、CBメディカルの組織の構想がまったく進んでおらず、誰がCBメディカルのトップになるのかも決まっていませんでした。本当に会社として上手く形になるのだろうかと不安もありましたが、最終的には医療法人の再生やコンサルティングの経験を豊富に持った人材の参画が決まり、何とか走り出すことができました。

CBメディカルは医療法人の経営再生を支援する会社ですが、業界内では病院が純粋な投資の対象として見られていたり、医療現場と経営が一体となっていないケースなども見受けられます。私たちは、あくまでも地域のための病院を再生させたい。私たちが携わった後、やがては法人に自立して経営を行ってもらいたいという思いを持って支援を行っています。

とはいえ、新しく事業を始めたばかりの私たちに相談していただけるのか、という懸念は当然ありました。だからこそ、難しい案件からも逃げるわけにはいかない、ほかがやらない仕事にこそ挑戦していこうという意気込みを持って、支援実績を積み重ねていこうと考えています。

ACHIVEMENT

ニーズの高まりと手応えを、たしかに感じ始めている。

現在は事業を開始してわずか半年程度ですが、既に2桁の医療法人から相談をいただいており、医療業界に対して私たちがお手伝いできることは間違いなくあるという手応えを感じています。

私たちは僻地にある医療法人の支援にも関わらせていただいております。地域の方々にとって病院は欠かせない存在です。立地的な問題から支援に名乗りを上げる営利法人が少ない中、私たちは自らの存在意義を意識し、率先して支援を行っています。

一方、医療業界全体に目を向けると、診療報酬の改定もあり、今後は経営状態の厳しい医療法人が増えていくと思われます。一つひとつの法人が高い経営視点を持つことはますます重要になっていきますが、医療現場と経営の両立に疲弊している経営者も少なくありません。私たちの存在意義は、ますます高まっていくことでしょう。

また、グループ内の話になりますが、今までグループ内になかった新しい事業であるため、関心や面白みを見出して一緒に挑戦してくれる人材も増えてほしいと期待しています。私は多くの人々をまとめていた立場から外れて今の業務に挑戦したため、その責任感を忘れないように胸に刻み、医療法人に貢献できるプロフェッショナルとして専門性を高めていきたいと考えています。