Market data数字で見る医療・介護・福祉業界

1961年に制定された国民皆保険制度により、日本では誰もが医療を「安定的」に受けることができます。
しかしながら、そんな国民の安定性が今、崩壊の危機を迎える可能性があります。
医療業界の現実を知った時、あなたは何を感じ、何を想うでしょうか。

68.3兆円

2040年における日本の医療費

現在39.2兆円の日本の医療は、2040年では1.7倍の68.3兆円にも上ると予想されています。少子高齢化を背景に生産年齢人口が減少していくことで税収が伸び悩むと、国民皆保険制度の持続が危ぶまれることは言うまでもないでしょう。

5,001万人

2050年における日本の生産人口

総務省によると、2050年に日本の生産人口は、およそ2,400万人減少すると予想されています。世界に類をみない勢いで少子高齢化が進んでおり、今後益々生産人口は減少していくでしょう。少ない働き盛りの人口で高齢者を支えていかなければならず、国として大きな課題となっています。

73.6万人

病院の赤字割合

2018年には、日本にある73.6%もの病院が赤字経営をしており、その結果経営破綻に陥る病院も少なくありません。
少子高齢化に伴う人口減少や、人手不足、財政赤字を背景とした診療報酬の改定等、医療を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。
国民にとって医療が受けられる環境が失われることのないよう、医療機関は経営を改善するための仕組みが必要です。

2.4

OECD加盟国の
人口1,000人当たりの臨床医師数

日本が抱える臨床医師数はOECD加盟国(35ヵ国)の中でも最低レベルにあります。背景としては医療費抑制政策により、1984年以降大学医学部の定員が8%減らされることになったためです。病院の赤字要因にもなっている医師不足ですが、このまま改善されなければ医療崩壊に繋がる可能性を秘めています。

8,442

世界の病院数

日本は諸外国の中で、最も多くの病院を有する国です。それも、2位アメリカの1.5倍、近隣の韓国と比較しても2.2倍もの差があります。一方で、病院数が多いことは品揃えや在庫、設備など本来であれば不要とされるコストがかかっているのも事実です。国としても、医療財政が持続できるかどうかが懸念されています。

40%

過労死基準を超えて働く医師の割合

日本では実に40%もの医師が過労死基準を超えて労働しています。医師不足に伴い、医師1人あたりの業務量は今後益々増加してくでしょう。しかしながら、長時間労働が常態化すると医療事故を引き起こすリスクも高まります。医師の労働時間はいまや待ったなしの問題です。

医療業界の現実は非常に厳しい状況です。一方で、今後少子高齢化が進むにつれて益々必要とされる産業になっていくでしょう。
医療業界を取り巻く環境が大きく変化する中で、国民にとって「安定的」に医療が供給され続けるために、
CBグループはこれからも業界の永続性に寄り添い続けてまいります。

Message

業界他社が描く
CBグループとの未来

メディカル・データ・ビジョン株式会社
広報室 赤羽 法悦 氏

私はもともと飲食業界や人材業界で働いていたのですが、母を膵臓がんで亡くした経験から、医療業界で働きたいと考えるようになりました。宣告された余命より早く母が亡くなったこともあり、私は仕事が忙しくてろくに見舞いにも行けず、「何かできたことがあったのではないか」と随分後悔したものです。そこで、それまでのキャリアをすべて捨てるつもりで医療業界への転職を決意しました。

私たちメディカル・データ・ビジョンはデータに基づいた医療の実現をミッションにしており、医療の永続性に貢献するCBグループとは同じ志を持った仲間だと考えています。そんな私たちから見たCBグループの印象は、医療機関の頼れる強力なパートナー。さまざまなサービスを展開しており、医療機関と伴走できる存在であることは、同じ業界にいる身として羨ましくもあります。当社とCBグループは事業も人も異なる別の会社ですが、目的意識が同じで、根底に共通の思いが流れていると感じられるのは非常に心強いです。

現在、医療業界では人口動態の変化などによって人手不足や経営環境の悪化など数多くの問題があり、業界は変革を迫られています。問題を解決するには、当社のようにテクノロジーを活用したり、CBグループのように豊富なノウハウを持っていたりする民間企業の積極的な支援が重要になるでしょう。

今後も医療業界には多くの問題が生じてくると思われますが、そこで必要とされるのは、医療を「自分ゴト」としてとらえられる人の存在です。私は母を亡くした経験から、「人はもっと長く健康で生きるべきだ」と強く考えるようになりました。医療業界は人生をかけて挑む価値があり、そのことに誇りを持てる仕事だと感じています。これから医療業界を志す人は、「医療をもっと良くしたい」という主体的な気持ちを持って挑戦し、数々の問題に切り込んでほしいと思います。

まさにCBグループは医療業界に変革を起こし、医療の永続性に貢献しようと挑んでいる会社です。私たちも、これからCBグループと一緒に日本の医療を良くしていきたいと思います。